※本ページはプロモーションが含まれています
記事の目次
- 1.占いの王様「四柱推命」を読み解こう
- 2.四柱推命とは?
- 3.命式表を作成する方法
- 4.四柱推命の命式表から簡単に読み解く方法
- 5.四柱推命の命式表で天干の陰陽・五行から運勢や性格を読み取る
- 6.四柱推命の命式表で地支の陰陽・五行から肉体の特徴を読み取る
- 7.天干+地支の組み合わせで先天運を知る
- 8.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:比肩(ひけん)
- 9.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:劫財(ごうざい)
- 10.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:敗財(はいざい)
- 11.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:傷官
- 12.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:正財(せいざい)
- 13.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:食神
- 14.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:偏財(へんざい)
- 15.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:偏官(へんかん)
- 16.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:正官(せいかん)
- 17.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:印綬(いんじゅ)
- 18.四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:偏印(へんいん)
- 19.四柱推命とは?命式は人生の設計図のようなもの
- 20.まとめ
占いの王様「四柱推命」を読み解こう
中国発祥の四柱推命は占いの王道と呼ばれているほど、的中率が高く古くから親しまれてきている占いになります。
そんな四柱推命の命式表は作成し、読み解けるようになるまで、かなりの時間を費やすと聞いています。そのため、なかなか自分で四柱推命の命式表を作成し読み解くことは難しいと感じていませんか?
今回は、そんな四柱推命をより簡単にできるだけわかりやすく調べ方なども含めて紹介します。
四柱推命とは?
そもそも四柱推命とは古代中国より、「陰陽思想」(いんようしそう)+「五行説」(ごぎょうせつ)=「陰陽五行説」(いんようごぎょうせつ)から生まれたとされています。またその中身は、陰と陽、「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素から構成されているとされています。
そして、年の干支を「年柱」、月の干支を「月柱」、日の干支を「日柱」、時間の干支を「時柱」とそれぞれ分け、更に四つの柱で運命を推理するので「四柱推命」と言われているようです。
まずは生年月日を柱とし(四柱)、どのような陰陽・五行の要素があるのかを見ていきます。
命式表を作成する方法
四柱推命は、自分でも作成し読み解くことができるのですが、命式表を読み解くには専門家や長年の経験や信頼がある人に作成して診てもらうのが間違いないでしょう。
命式表は「運命」を「式」に表した「命式」から読み解いていきます。
さらに命式表を作成できるようになっても調べ方や意味、見方がわからなければ作成することができても読み解くことはできません。また、作成方法や調べ方、意味や見方がわかっても読み解くコツが必要になってきます。
最近では命式表自動計算サイトが増えてきており、めんどくさい命式表の出し方や意味や調べ方、見方などが一瞬で分かることができるようになりました。しかし、多くの場合サイトによっては意味が変わったり、計算式によっては運命自体がサイトにより違う場合もあります。
四柱推命の命式表から簡単に読み解く方法
先ほどもお伝えしましたように四柱推命サイトなどの自動計算ツールから簡単に命式表を作成することができます。
きちんと四柱推命を習う事ができればいいのですがサイトから割り出された意味がなぜそのような結果になったのか調べ方を知りたいと思いませんか?
知識のない人にでも、命式表から運命や運勢、性格を把握することのできる見方や調べ方をお伝えしていきます。
四柱推命の命式表の基本の中の基本となる五行陰陽について、その要素を使いその人の持っている特徴を簡単に読み解いていく方法や調べ方をお伝えしていきます。
「日柱」の「天干(てんかん)」+「地支(ちし)」の部分になります。
それでは見ていきましょう。
四柱推命の命式表で天干の陰陽・五行から運勢や性格を読み取る
ここでは、四柱推命の命式表から「天干」の陰陽五行からわかるその人の運勢や性格を読み取っていきましょう。まずは名前から運勢を読み取っていきましょう。
それぞれの表す漢字と読み方、五行を意味しています。
〇甲(きのえ) 木の五行 (+)
〇乙(きのと) 木の五行 (-)
〇丙(ひのえ) 火の五行 (+)
〇丁(ひのと) 火の五行 (-)
〇戊(つちのえ) 土の五行 (+)
〇己(つちのと) 土の五行 (-)
〇庚(かのえ) 金の五行 (+)
〇辛(かのと) 金の五行 (-)
〇壬(みずのえ) 水の五行 (+)
〇癸(みずのと) 水の五行 (-)
※「+」(プラス)はすなわち「陽」となり、また「-」(マイナス)は「陰」となります。
四柱推命の命式表で地支の陰陽・五行から肉体の特徴を読み取る
こちらでは、四柱推命の命式表から「地支」の陰陽五行からわかるその人の肉体的に起こりやすいことを読み取っていきます。まずは名前から運勢を読み取っていきましょう。
それぞれの表す漢字と読み方、五行を意味しています。
〇子(ね) 水の五行 (+)
〇丑(うし) 土の五行 (-)
〇寅(とら) 木の五行 (+)
〇卯(う) 木の五行 (-)
〇辰(たつ) 土の五行 (+)
〇巳(み) 火の五行 (-)
〇午(うま) 火の五行 (+)
〇未(ひつじ) 土の五行 (-)
〇申(さる) 金の五行 (+)
〇酉(とり) 金の五行 (-)
〇戌(いぬ) 土の五行 (+)
〇亥(い) 水の五行 (-)
※「+」(プラス)はすなわち「陽」となり、また「-」(マイナス)は「陰」となります。
天干+地支の組み合わせで先天運を知る
天干+地支は動物占いでも基本とされている一種の占いです。その的中率からお分かりいただけるように、その人の個性や特性を表したものになります。
天干+地支の組み合わせで、その人の特徴や基本的な性格、その人自身の癖などを見ていくことができるのです。
〇甲子(きのえね) 素朴でまじめな人で、記憶力や数字に強い一面を持ち合わせていますが、楽天主義のため挫折に弱い一面もありす。
〇乙丑(きのとうし) 基本的には派手さを好まない温厚な性格で、控えめですので敵を作ることはありませんが、好き嫌いははっきりしています。
〇丙寅(ひのえとら) 社交的に見え、人を率いる面もありますが、意外と繊細な部分があるためリーダーとしては弱いところも...。
〇丁卯(ひのとう) さっぱりとした性格で負けず嫌い、度胸もあるため普通の人を軽視するところから波乱を起こしてしまう傾向に。
〇戊辰(つちのえたつ) 勘の良いタイプですがソフトな印象を与え優柔不断や八方美人に見えるところがあり、情に流されやすいところも特徴です。
〇己巳(つちのとみ) 人当たり良く適度に批判することもあります。芸術的センスを兼ね備えビジネスでも器用にやりこなします。
〇庚午(かのえうま) どことなくミステリアスな部分があり、調和を欠きやすい傾向にあります。あなたの特性を生かした職に就くことで力を発揮することができるでしょう。
〇辛未(かのとひつじ) 真面目にコツコツ努力をしていける人で、仕事場でも縁の下の力持ちの位置がよく似合います。
〇壬申(みずのえさる) 神経質で、社交性も低い印象です。義理人情よりも実利を優先する見方に捉えられることも。
〇癸酉(みずのととり) 感受性が強くデリケートな一面から孤立することもありますが、人情があり世話好きの性格を活かせば成功することができます。
〇甲戌(きのえいぬ) 権力を嫌う性格。また、地味で控えめな人でもあります。周りの人のことを考えて気遣いするため、誠実な印象を与えます。
〇乙亥(きのとい) 理屈っぽいところもありますが、知性を感じさせる人です。正義感ある所も特徴ですが挫折に弱い一面も...。
〇丙子(ひのえね) 容姿端麗、頭脳明晰な人が多く、淡泊でぶっきらぼうな一面もありますが、家庭を守り切る誠実さもあります。
〇丁丑(ひのとうし) 好き嫌いがはっきりとした一面とは裏腹に、おっとりとした品格ある風貌です。協調性と粘り強さで世渡り上手になれそうです。
〇戊寅(つちのえとら) 基本的には挫折の多い人生となりがちですが、努力を続けていくことで成功を掴むこともできるのです。
〇己卯(つちのとう) 明るくさっぱりとした性格です。どんなことも器用にこなすため、さまざまな分野で活躍することができます。
〇庚辰(かのえたつ) 若い時は尖っていても年々丸くなっていく性格です。また着実にじわじわと物事をこなしていきます。
〇辛巳(かのとみ) 押しの強さと度胸があり、さまざまな事を独断で行おうとする人です。人の感情をくみ取る努力をしていきましょう。
〇壬午(みずのえうま) とっつきにくさはありますが、案外人情家です。知的好奇心が旺盛、発想がユニーク、多趣味、大器晩成型です。
〇癸未(みずのとひつじ) 周囲の動きを冷静に観察し、保守的なところがあります。またさまざまなアイデアを出したり企画するのが得意なのでプレゼンにも向いています。
〇甲申(きのえさる) 研究や学問などの世界で活躍できる性質があり、温厚で素朴な性格から、人間関係をスムーズに調整する能力に長けています。
〇乙酉(きのととり) ワイルドさ+知性を持つ不思議な人柄です。ヒラメキには乏しいですが、合理的な見方をするため信頼感は抜群です。
〇丙戌(ひのえいぬ) 温厚で人情的なため敵は少ないです。また自分の世界や理想を強く持っているため、周りにデリケートな印象を与えます。
〇丁亥(ひのとい) 性格は個性的なのに温厚で人当たりもいいです。合理的にものを考えやすく、直感で勝負する仕事では力を発揮できません。
〇戊子(つちのえね) 人情よりも自分の信念を通すところが偏屈な人と思われやすいようです。良くも悪くも思ったことを口にしてしまいます。
〇己丑(つちのとうし) 数字に強く情報収集能力もあり、鋭い観察眼があるゆえに保守的な傾向もあります。
〇庚寅(かのえとら) ユニークなアイデアマンですが人生波乱万丈の傾向があります。大組織より、小組織や自営業で力を発揮することができます。
〇辛卯(かのとう) 情緒不安定なところもあり、情に厚く人を管理するのに長けています。
〇壬辰(みずのえたつ) 常識的で冷静に相手を観察する鋭い目を持っています。また聞き上手で保守的に行動します。
〇癸巳(みずのとみ) 冷たい印象を与える人ですが、基本的には律儀な性格です。仕事は熱心に取り組み真面目ですがコミュニケーション不足なところもあります。
〇甲午(きのえうま) ガッチリとした体型の人が多く、素朴で明るい性格で人気を集めます。リーダーというよりかは二番手の補佐役がピッタリで協調性を持つと出世します。
〇乙未(きのとひつじ) 温厚で楽観的なのに義理人情にも厚く、律儀な性格なので人から信頼されやすい人です。組織の中では人と人を繋ぐ潤滑油的な役割がよく似合います。
〇丙申(ひのえさる) 短気な一面もありますが純朴な印象です。内面は意外とデリケートなので、理解してくれる人がいると成功します。
〇丁酉(ひのととり) 基本的には気さくで温厚な人柄ですが、なぜか周囲から浮きやすく孤立することがあります。専門技術を持つことで晩年には成功できるでしょう。
〇戊戌(つちのえいぬ) ものごとを知的に判断し、ワンマン体制の中で能力を発揮するタイプなので周囲と意見をすり合わせるとなおいいでしょう。
〇己亥(つちのとい) 知的+COOLな外面とは逆に情に厚いところがあります。要領の良い方ではありませんが、組織の参謀役として力を発揮します。
〇庚子(かのえね) 知性と教養を兼ね備え、努力を惜しまない人です。男性はきりっとした風貌で、女性に優しいジェントルマンが多い傾向に。
〇辛丑(かのとうし) 腰も低く一見愛想がいいように見えますが、実はプライドが高く理想主義者です。仕事には忠実に取り組みますが、独立心も多いことから会社勤めよりも自営業で力を発揮しやすいでしょう。
〇壬寅(みずのえとら) 鋭い視線でものごとの真実をつかむ能力があります。警戒心が強く、ワガママで短気な一面もあります。
〇癸卯(みずのとう) 社交性+精神の繊細さを持っています。組織の中では割と平和的にやっていける人なのでトラブルも少ないでしょう。
〇甲辰(きのえたつ) 柔和で控えめな態度から、多くの人に親しまれす。どのような組織でも重宝され、またコツコツと努力を続ける大器晩成型が特徴です。
〇乙巳(きのとみ) 天才的な発想と実現力を兼ね備えた実力があります。社会では浮きやすいところもありますが補佐役を得る事で実力を発揮します。
〇丙午(ひのえうま) 正義感があり、どっしりとした風格をしています。理論的で博識的なところもありますが、気分の上がり下がりも多い傾向です。
〇丁未(ひのとひつじ) 直観力があり周囲の空気を読みながらものごとを進めていく特徴もあり、基本的に親しみやすい人柄で、人の面倒見もいい方です。
〇戊申(つちのえさる) ワイルドな雰囲気の人が多いです。コツコツと一つのことを貫く努力家で、争いを好まない平和主義者。
〇己酉(つちのととり) 基本的に負けず嫌いで努力を惜しまない人ですが自分にも他人にも厳しい性格からチームワークを乱すことも...。仕事の確実さや気配りを活かせる職種を選ぶと◎。
〇庚戌(かのえいぬ) やさしすぎて決断出来ないところもありますが、ほぼ円満な人生を送ります。思いやりにあふれた人で芸術的センスを持っています。
〇辛亥(かのとい) 目的が定まれば人目を気にせず、さらに手段を選ばず突き進んでいく底力があります。人一倍プライドが高い人です。
〇壬子(みずのえね) 人を才能の有無で判断する傾向があります。また、一見近寄りがたい雰囲気ですが、案外バランスの取れた人です。
〇癸丑(みずのとうし) 前向きで過去にこだわらない性格です。また、穏やかな雰囲気でまるで少年のように純粋な心を持ち、ヒラメキに沿った行動をします。
〇甲寅(きのえとら) 真面目で飾り気がありません。官僚系組織の中ではよく活躍しますが、情緒性に乏しいところがあります。
〇乙卯(きのとう) 仕事と家庭、趣味などうまく両立する人が多い傾向です。温和な人柄ですが、意外と合理的にものを考える所もあり冷たく感じられることも。
〇丙辰(ひのえたつ) 考えたことを実行するパワーに欠ける傾向もあります。性格も開放的で朗らかですが、シャープな感性を持合わせています。
〇丁巳(ひのとみ) おっとりしている雰囲気で人を惹きつけますが、以外に運動神経がよく、反発心や闘争心も適度にあります。
〇戊午(つちのえうま) 若いうちは失敗も多いですが、年を取るにつれて社会での価値が上昇傾向に。さっぱりとした一本気のある性格で、誠実さが◎。
〇己未(つちのとひつじ) 人からよく信頼され、良好な人間関係を築けます。また、おぼこい印象を与えることもありますが、人間味溢れる人柄です。
〇庚申(かのえさる) 目的のためなら努力を惜しまず、現実的な実行力があるため組織の中では出世しやすい方です。頑固で理想の高い人です。
〇辛酉(かのととり) おおらかな人柄ですが、几帳面な一面もあり慎重で石橋をたたいて渡るようなところも...。社会では補佐的役割として能力を発揮します。
〇壬戌(みずのえいぬ) 人情+リーダーシップもあるので上司からの信頼を集めます。謙虚で庶民的な印象がありますが、恋なども直感的な駆け引きが得意です。
〇癸亥(みずのとい) 冷たい印象ですがハートは熱い人。社交性があり平和主義で人間関係は良好ですが、人の管理は苦手のようです。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:比肩(ひけん)
ここからは、四柱推命に出てくる「通変星」について細かくご紹介していきます。
星から見る「比肩」とは、凶星と言われ、お金を流すなどの意味が含まれています。また、「肩を並べる」「分離」「闘い」の星とも言われ、冬の時期を表し、耐えることを学ぶ時期としても意味があります。
この星を男性が持つと吉凶半々になり、女性が持つと凶作用の割合が高くなるという傾向にあります。「比肩」とはつまり「我」を意味しますのでマイペースにコツコツと努力し成功していくという意味合いがあります。
「比肩」を持つ人は拘束を嫌い自由を好む傾向にあるようです。また職人気質もあり知識と技量を身に付けるのに適しています。さらに、独立、自主、主体性と持ち合わせているため、大きい企業での活躍よりフリーランスのような個人での自由業が似合います。
また星の影響が強く出すぎると我が強くなり不和をきたします。星の特徴を十分に理解しながらいいところを伸ばすように心がけて行きましょう。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:劫財(ごうざい)
こちらの星は「比肩」と同じ意味合いが強く凶星と言われています。「劫財」と「比肩」は同じグループの星になります。
この星を男性が持つと吉が15~20%、女性が持つと5~8%くらいにしかならないといわれています。
「劫財」は他の星の組み合わせによって意味合いも変わってきます。また、「劫財」の場合、自ら強気に出てしまい失敗するという暗示があります。
さらに物事に賭けるという意味や大胆に危険を犯して突進するような意味合いも含まれています。
「劫財」は漢字の位置を変えると「財が力ずくで流れる」ことも意味します。お金を失いやすい星に「劫財」は存在しています。できるだけ大きな賭けに出ず、地道な道を選択するといいでしょう。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:敗財(はいざい)
「敗財」は比肩や劫財と同じ意味です。「敗財」には弱気の失敗という意味があり、情に流されて財も失う傾向にあります。また、財が敗れるという意味合いからも「財」すなわち宝=大切なものを失う事も意味しています。
敗財の場合、人に流されやすく嫌とは言えないことから何かの保証人になってしまったり、お金の貸し借りには注意をしたいところです。
このような意味合いからも、「劫財」「比肩」「敗財」は同じ星の仲間だという事がわかりますよね。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:傷官
こちらの星は「傷官(しょうかん)」と読みます。「傷官」は、感情や感受性を表す星になります。また正官を破る星としても知られており、たくさん集まることで「ヒステリック」になりやすいといわれています。
男性がこの星を持つと吉凶半々くらいですが女性が持つと、吉が40%~50%程度しかないといわれています。
この星はとても複雑な星で、いうなれば思春期のような星の意味合いになります。この星が良い意味合いで出てくれば芸術的センスが光る事がありますが、凶に働くことで感受性が強いため様々な情報をキャッチしてしまう事でしょう。
「傷官(しょうかん)」を持った子どもの場合、沢山愛情を注いだりスキンシップを多く行うことで愛を感じることでしょう。また感受性が強いため、夫婦喧嘩などはご法度です。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:正財(せいざい)
「正財」の意味は「お金」になり決まったお金「月給」などの意味も含みます。
もちろん吉星です。正財は女性の星になり、女性がこの星を持つことでほぼ100%吉になるといわれるほどいい星なのです。
「正財」の象意には、金銭・財産・不動産・優しさ・慎重・真面目・計画的などの意味合いが含まれています。この星の人の適職は銀行員や不動産など、お金を扱う仕事に向いています。
男性がこの星を持つことで、女性的な役割になる事が多く女房役がよく似合うでしょう。また女性がこの星を持つことで申し分ない、良妻賢母になる傾向があります。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:食神
「食神」(しょくしん)と呼ばれるこちらの星は吉星です。意味合いとしては、「安定」「人気」「食べ物」の意味があります。また、男性がこの星を持つと吉運が半分以上、女性が持つことでほぼ100%吉星になります。
11ある天干星の中で「神」が付く星は「食神」だけになります。衣食住の福禄神が付いていることからこの名が由来しているといわれています。
女性がこの星を持った場合、生命が溢れるという意味合いからも子宝に恵まれやすくなり、子だくさんのご家庭になることも...。また男性がこの星を持つことで女性らしく柔らかな雰囲気になってしまい、リーダーシップが欠けてしまう傾向になりやすいので注意しておきましょう。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:偏財(へんざい)
「偏財」とは、「お金」という意味になりますが「正財」の意味合いとは少し違い、流動性のあるお金を意味します。
この星を持つと男性は70%、女性は80%の割合で吉になります。その為こちらの星も吉星になります。
「偏財」の象意には流動性の財・商売・営業・優しさ・女・ロマンチスト・父親などの意味合いがあります。象意からも財を動かすことに喜びを感じ、また商材運もある星になります。
男性の場合優しい面から女性の心を掴むのが上手い人が多い傾向にあり、商売がうまくいったら浮気をしてしまう事も考えられます。また男性の場合、リーダーより二番手が向いています。
また女性の場合、「偏」は流動を意味していますので外に出て働いたり、お金を上手に増やしたりすることに長けている人も多いようです。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:偏官(へんかん)
「偏官」は男性の場合「職を変える」、女性の場合「離婚」「トラブル」という意味合いがあります。
星運は凶星になります。男性の場合は吉が35~40%、女性の場合だと10%くらいの吉作用しか期待することができません。
天干星の中で、「傷官」と「偏官」は同じような動きのある星になります。吉作用が働く時には「正官」と同じような名誉・成功・出世・社会性などの意味合いが強くなりますが、凶の作用が働くことで正官より変動性が強く、一定しない作用が出てきてしまいます。
また感情の起伏も激しくヒステリックになりやすい傾向も...。偏官星は正義感の強い親分肌で、弱きを助け強きを挫くところがあり、義を貫くために損得勘定を捨てるところもあります。
また傷官は社会的要素が強いため、家庭向きではありません。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:正官(せいかん)
「正官」の象意には、プライド・地位・名誉・官位などの意味合いがあります。
もちろん吉星になります。男性がこの星を持つと吉運が80%以上、女性は半数以上の吉運が期待できます。
正官が強すぎると、家庭より社会向きになりますので女性には少々凶作用が強いというわけですね。
この星を持つ人は社会的にも裕福で、プライドが高い傾向のようです。また男性には欠かせない、社会性・地位・名誉・出世・成功運などの運も含んでいます。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:印綬(いんじゅ)
「印綬」には、学問・知識・芸能などの意味合いがあり吉星になります。またこの星は女性的意味合いの強い星になりますので、女性がこの星を持つことで吉作用が大きくなるとも言われています。
「印綬」の場合、男性がこの星を持つことで70%、女性が90%の割合で吉作用になるといわれています。
この星を持つ人は古典的なものに惹かれる傾向も強く、象意としては古典・礼節・思考・学問・目上からの引き立てや援助の意味合いがあります。
また文学にも富んでおりノーベル文学賞の受賞者にも多い星になります。物事の本質を知りたいという気持ちが強いため、本質的な思想や価値観が定まる事で本領を発揮する傾向にあります。
四柱推命とは?命式から見る星の運勢と意味:偏印(へんいん)
「偏印」は「印綬」と同じ意味合いになりますがそこへ病気の意味合いもプラスされるため、凶星になります。偏印は、印綬の意味と福禄を殺すという意味合いが重なり凶作用の強い星となります。
偏印は印綬の意味合いとは少々異なり、印綬より精神性の高い考え方をすることが特徴になります。そのため、僧侶・出家・神霊・心霊などの意味や象意もあります。
印綬はコツコツと物事を努力していくのに対し、飽きっぽい面をはらんでいるのが偏印になります。また、福禄を壊す星、食神とは逆の意味になることを覚えておきましょう。
うつ病や精神的なストレスを抱えやすい、家庭が崩壊しやすい、苦悩が続く、女性特有の病気をしやすい、子どもを授かりにくいなどの象意が表れやすいでしょう。
四柱推命とは?命式は人生の設計図のようなもの
四柱推命の調べ方など様々な方法を用いて、見方や調べ方を習得していきましょう。
難しいと感じていた調べ方も、何度か調べているうちに四柱推命の難しく感じていた見方や調べ方が簡単に感じてくるかもしれません。
また、見方や調べ方に慣れてきたら四柱推命での命式の基本的な見方や命式の作成方法について習得していくようにするといいでしょう。
四柱推命の基本的な見方がわかることで調べ方も簡単になり、命式も作成しやすくなるのです。四柱推命は多くの人達の統計学ともいわれることから、他の占いと比べて的中率もかなり高いといえるのです。
そんな四柱推命の基本を押さえ、作成、見方、調べ方を習得していきましょう。
そのお悩み、電話占いで解決しませんか?
四柱推命で運勢を知りたい人は、カリスの慶安先生に相談するのがいいでしょう。
初回限定最大10分無料なので、お試しで視てもらってはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?四柱推命の基本的な見方や調べ方がわかるだけで、難しいと感じていた五行陰陽の見方や調べ方も少しは簡単に思えるようになってくることでしょう。
四柱推命は奥の深い占術になり習得にもかなりの時間を費やすとされています。
四柱推命の魅力を知り、自ら基本となる命式を作成し見方や調べ方を習得することで、あなたの周りの人達の運勢を占う事ができるかもしれません。
四柱推命はそんなあなたの人生の大まかな設計図のようなものなのかもしれませんね。