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5月の誕生石・エメラルドはどんな天然石?
5月の誕生石・エメラルドは、薄緑か濃い緑色まで、グラデーションをもつ天然石です。ダイヤモンドと並ぶ、世界四大宝石の一つとして知られています。
かつては、天然石のキレイな緑色を見ることにより、眼や神経が休まる効果があるといわれていました。精神安定剤として重宝されていた時代もあったようです。
エメラルドが採れる鉱山は、その多くがかつては海の底にあった場所だといいます。そのため不純物も多く、特に岩塩や塩水、気泡を含んだエメラルドは「三相エメラルド」という特別な名前を持っています。そういった天然石は希少価値が高く人気なため、パワーストーンとしての価値も大きく上がるそうです。
エメラルドは、硬度が高い割には割れやすい性質をもっています。天然石の取り扱いには充分な注意が必要です。
5月の誕生石・エメラルドの歴史は?
5月の誕生石・エメラルドの名前は、サンスクリット語の「緑の石」に由来しています。
エメラルドは歴史の長い天然石としても有名です。なんと紀元前4000年ごろのバビロニアでは、すでにエメラルドがパワーストーンとして知られていたと言われます。
エメラルドの深い緑色は、豊かな自然の象徴です。そのため、古代エジプトでは豊饒の女神パピスに、古代ローマでは愛の女神ヴィーナスにささげられる天然石として重宝されていました。
時代が下がって中世になると、錬金術師たちによって「ヘルメスの石」と呼ばれるようになり、医療目的で、病人の治癒に使われていたようです。
また庶民の間では、魔除けの護符やお守りとして使われていました。魔女や魔物から実を守るための拠り所として、天然石が大切に扱われていたようです。
古代の有名人も、エメラルドの虜だった
かの有名なクレオパトラも、このエメラルドを愛していました。エメラルドの天然石が多く採掘される鉱山には、クレオパトラの名前が冠せられていたこともあるそうです。
また、エメラルドは知性・直感・精神力を高めるパワーストーンであり、わたしたちを幸福の方向へ導いてくれる力を持っているといわれます。
古代の英雄であるジュリアス・シーザーも、エメラルドのスピリチュアルな恩恵を受けた1人です。エメラルドが持つ癒しのパワーを誰よりも理解していたため、熱狂的にエメラルドの天然石を収集していたという言い伝えがあります。
5月の誕生石・エメラルドの意味とは?
5月の誕生石・エメラルドがもつ意味には、どのようなものがあるのでしょうか?美しさでも知名度でも、他の天然石からは群を抜いているエメラルド。そのもつ意味も実に多種多様です。
いくつかの項目に分けて、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
5月の誕生石・エメラルドの意味(1)愛の象徴
エメラルドは、慈愛の心という意味をもっています。恋人や夫婦、家族の絆だけではなく、自分自身に対する愛の象徴でもあります。
周囲の人や、自分自身への慈しみを覚えることは、心の平穏をみちびきます。エメラルドは、愛による世界平和を実現できるほどの力を持ったパワーストーンなのです。
5月の誕生石・エメラルドの意味(2)思考力
5月の誕生石・エメラルドには、判断力の向上という意味もあります。重要な選択肢が明示された場合、良い結果が出る方向はどちらなのか、瞬時に判断できる力を意味しています。
また、思考が冴え渡り、新たなアイディアがどんどん湧き出てくる、クリエイティブな意味も含まれます。仕事のお守りとして天然石が重宝されるのも納得ですね。
5月の誕生石・エメラルドの意味(3)魔除け
5月の誕生石の歴史の項でも解説したとおり、エメラルドには魔除けの意味があると語り継がれてきました。
魔女や魔物など、スピリチュアルな存在が希薄になった現代でも、トラブル回避のお守りとして効果を発揮しています。エメラルドの天然石の魔除けとは、不幸をもたらす人間関係の回避、という意味合いでも使われるのです。
5月の誕生石・エメラルドの意味(4)癒し・沈静
5月の誕生石・エメラルドは、心を落ち着かせる、沈静の意味もあるといわれています。
天然石の深い緑色を見ていると、自然に心のいらだちが消えていく、という経験を持つ人は多いようです。この効果が、エメラルドに癒しの意味を与える原因になったのでしょう。