風水で玄関に鏡を置く位置、形、サイズのベストは？【占い師監修】

風水では、玄関は「気の出入り口」。人が出入りするように、良い気も悪い気も玄関を行き来します。その家の運勢が大きく変わるのが玄関です。入ってきた良い気が、家中に流れると、運勢は良い方向へと向かいます。

しかし、家の間取りやアイテムによって、良い気が悪い気に変わってしまうこともあれば、悪い気が停滞してしまうこともあります。風水は、古代中国から伝わる「自然の流れに合わせた環境学」。風水の教えを取り入れて、いつでも良い気が家を巡回するラッキーな玄関を作りましょう。

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風水では「幸運（良い気）の神様」は、その家の第一印象で入る入らないを決めると言います。気の入り口である玄関は、良い気を取り込む最重要ポイントです。

運勢を上げる玄関のキーワードは「明るく」「清潔」「スッキリ」の3つ。「幸運の神様」が気に入ってくれる玄関を目指しましょう。

運気は流れるだけでなく、人も運んできます。ツイている人が集まる家は、多くの人の幸運が、一緒に運ばれてきているもの。外出先で嫌なことがあって、そのまま家に入ると悪い運気がついてきます。

家の中に入る時には、扉の前で埃と悪い運気を払いましょう。玄関マットにも足裏から悪い運気を吸収して、家の中に入れない効果があります。

風水では、鏡は強力なアイテム。置く場所、置き方、置く位置によって、「良い気」も「悪い気」跳ね返してしまうこともあれば、増幅することもあります。鏡を上手に使いこなすことができれば、運勢はよりよくなります。

鏡の形、サイズ、位置によっても役割が異なります。ドアの向きに対して、鏡の位置がどこにあればよいのか、置かれている鏡のサイズはどのくらいが理想なのか。玄関には玄関に合った鏡があり、玄関の方位やドアの位置などによって意味を持ちますから、知っておくことが重要です。

風水では、良い気は明るい方を好み、悪い気は暗闇を好むと言われています。少し暗めの玄関なら、鏡を有効活用すると明るさを確保できます。

間接照明などの光を鏡に反射させて、その光を拡散させると全体が明るくなって、更に良い気が舞い込む仕組みに。ただ置くだけでなく、鏡のマジックで運勢の良い玄関になります。

風水では、汚れはタブー。それは、強力アイテムの鏡にも言えること。形、サイズ、置く位置が良くても、置いた鏡が汚れていては、運勢は下がる一方と言う結果になり兼ねません。

埃や曇りで汚れないように、鏡はいつもピカピカに磨いてこそ、強力なラッキーアイテムになれるのです。

風水的に鏡の位置を考えた時、置く位置が左か右かで意味が変わります。玄関扉を背にして、左側なら金運アップに効果的、右側なら人気運アップに効果を発揮してくれます。

玄関の向いている方位によっても、ラッキーな鏡の位置は変わりますから、運勢が良くなるための位置を知ることも大切です。

風水から見る玄関に良いと言われる鏡の形は、八角形または楕円。良い気だけを広げてくれる作用があり、住む人のパワーをアップさせてくれます。中でも、風水で最も良いとされているのが正八角形。サイズの大小に関係なく八角形には、風水で重要な八方位（北、東北、東、東南、南、西南、西、西北）のパワーがあります。

そのため、北方全てのパワーを増幅してくれる効果があります。八角形以外でも風水的には楕円、丸形、角の丸い四角形でもラッキーアイテムです。

逆に最も良くない鏡の形は、角のあるもの。風水では、尖ったものは運を切ると言われています。また、角は「気」を跳ね返してしまうとされているため、「気の入り口」である玄関に置くのは不向き。

せっかく入ってきた良い気まで跳ね返してしまい、運を切ってしまいます。フレームの無い鏡も同様の理由でNG。方位に合った材質、カラーのフレームをつけることをお勧めします。

玄関に置く鏡は、運勢を上げる大切なアイテムですが、置き方を間違えると大変なことになります。鏡の位置の頁で述べたように、玄関に入って左側か右側かで意味合いが変わってきます。左なら金運、右なら人気運。どちらも欲しいと欲張って左右に置くのは、風水的にダメなこと。

風水では、鏡に鏡が映ることを良くないと考えていますから、左か右、どちらかにしましょう。また、玄関正面の鏡は、悪い気だけでなく、良い気も跳ね返すので良くありませんから、避けることをお勧めします。

玄関ドアを開けた時、正面の壁にある鏡を移動することができないなら、正面対策を取りましょう。正面対策で最も良いのは、鏡の位置を変えること。埋め込み式などで固定されている場合の正面対策には衝立を。

玄関の方位に合わせたラッキーカラーのカバーをつける正面対策をして運気を呼びましょう。このように正しく正面対策をすれば、凶から吉に簡単に変えられます。

移動することのできない玄関正面の鏡がある場合のつの正面対策
【正面対策①】衝立を立てる
【正面対策②】ガラス用シールを貼る
【正面対策③】観葉植物を置く
【正面対策④】カバーを掛ける
【正面対策⑤】カーテンをつける

鏡だけでなく、正面の窓も「気を外に逃がす」作用がありますから、同様の正面対策が必要になります。

玄関に置く鏡のサイズは、前に立った時にちょうど顔から胸まで映るサイズが理想的。方位によっては、全身が映るサイズが良い場合もあります。家族が多いなら、背の高さが違っても映るように大きめサイズにしましょう。

お出かけ前に、鏡に映る自分を見ることは、人間関係の運勢を高めてくれます。玄関のサイズに合ったサイズを選んで、バランスよく置きましょう。

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風水で東北の方位は、表鬼門です。腐った気の抜ける道とされているため、汚れはNGの場所になります。大きめの観葉植物を置いて、鏡にも映りこむようにしましょう。観葉植物は気を浄化してくれるアイテムになります。

四角い明るめの照明が吉で、ドアの左側に、外灯と表札をつけて、ドアの脇や下駄箱の上に盛り塩をしましょう。

玄関全体を、東北と相性が良い白色で統一させて、毎日掃除を欠かさないことが大切です。玄関の外に、朽ちた木や大きな石がある場合は、すぐに除けましょう。雪山の絵や写真がラッキーアイテムですから、鏡と並べて飾ると強運になります。

風水では、朝日の昇る東は「元気」「やる気」「若さ」「発展」の意味を持っています。東向きの玄関の家に住む人は、元気はつらつで仕事の運気も高いです。風水から見ると、東向きの玄関は、吉相と言えます。ドアの左側に外灯と表札をつけましょう。

鏡を置く向きは、玄関の正面以外ならどこでも大丈夫。鏡のフレームを木製の赤や青にすると更に吉です。音と相性が良いので、きれいな音のチャイムをつけて。山の写真や絵、太陽の写真もラッキーアイテムです。

風水では、東南の方位を「巽」と言い、良い気がどんどん入ってくる場所としています。東南から入った良い気が、家中を駆け巡り、西北への向けていきますから、東南の玄関は、大吉相です。人間関係に良い作用がありますから、玄関を入って右側に鏡を置いて、人気運をパワーアップしましょう。

香り、黄色・オレンジと相性の良い方位ですから、ビタミンカラーの生花を飾ることがお勧め。観葉植物も一緒に置きましょう。花の絵やポスターを飾り、壁紙、玄関マットなどの小物も花で統一させると、更に大吉です。

風水で南は「学問」「芸術」の方位。南のラッキーアイテムは、観葉植物です。対のものと相性が良いため、玄関ドアの左右に対の観葉植物を置くと運勢が良くなります。金属やガラスとの相性も良いので、鏡を置くなら、フレームはピカピカのものを。

また、南向きの玄関ならではのアイテムが、鏡面仕上げの下駄箱。鏡と向き合わせにならないようにしましょう。

南の向きは水を嫌いますから、大きな水槽は避けて。黄色い生花は効果抜群ですが、なるべく水を置かないように小さめの花瓶で用意しましょう。

風水では、裏鬼門に当たる南西は、表鬼門の東北と同様腐った気の通り道です。南西の向きに玄関がある場合、清潔が第一。腐った気を停滞させないように、常に清潔を心掛けて、観葉植物や空気清浄機で、きれいな空気を巡回させましょう。

ゴチャゴチャと物を置かずにシンプルにするのがベスト。下駄箱も鏡も、和風な木製、渋めのものを選びましょう。田園、草原、果物の絵を飾るとラッキーです。盛り塩をするのも忘れずに。

風水では、西向きの玄関は、人の出入りが多くなると言われています。来客が多いうえに、家族の外出も多くなるのが西玄関の特徴です。そのため、交際費が嵩みますから、左側に鏡を置いて、金運アップの吉相玄関にすることをお勧めします。

黄色やオレンジの生花を絶やさないこと。

風水で「西に黄色」は良く知られていますが、玄関が西の場合、全体は落ち着きのある茶系のインテリア、ポイントに金や黄色の小物が良いとされています。黄色やピンク色の花の絵、黄色いフルーツの絵がラッキーアイテムです。

大きな表札を、ドアの左側に付けると吉。

風水で北西の玄関は、地位の高い場所。財力や権力のある人が出入れする代わりに、普通の人の出入りが少なくなる静かな玄関と言えます。また、女性が強くなる方位ですから、しっかりした女性の棲む家にはちょうど良い玄関です。

ウッディで高級感漂う鏡を置きましょう。高価なインテリアをそろえて高級感を出すと、更に運気が上がります。

グリーンとの相性も良いので、玄関先に観葉植物を置き、自然の絵や写真を飾ると吉となります。丸みのある白いスタンドや花瓶がラッキーアイテム。玄関マットをペルシア絨毯やトルコ絨毯にするもの出世運に効果的です。

鏡は玄関から入ってくる良い気を増幅させて家全体に流してくれますから、必ず置いてほしい、開運玄関の必須アイテム。鏡の他に、更に「運勢を上げる7つのこと」を実行しましょう。たった7つのことをするだけで、たくさんの運気が舞い込んでくる玄関になります。

ただし、きれいであることは必須条件。「良い気」は汚れを嫌います。逆に「悪い気」は汚れを好みますから、「7つのこと」と「きれいを保つこと」が運気を呼び込むコツです。

【明るい照明】
良い気は明るく温かみのある場所に集まります。照明を明るくするのはもちろん、スタンドなどの間接照明、鏡の反射を利用して明るい玄関を作りましょう。風水的には、丸くて明るい照明が仕事運と金運に効果的とされています。

玄関が狭くてスペースが無い場合、照明だけでなく、光をイメージできる写真を飾ってみましょう。

【玄関マットを敷く】
玄関マットは、外からの邪気を吸収してくれる重要アイテム。玄関マットを敷くことで、悪い気が家の中に入るのをブロックできます。風水では、天然素材のものの方が吉とされていますから、玄関マットは、綿、麻、ウールなどの自然素材を選びましょう。

毎日踏まれて、邪気をどんどん吸い取っているマットは、汚れも溜まりやすいものです。定期的に洗濯して浄化しないと、悪い気をブロックできなくなってしまいます。清潔を保つように心掛けましょう。

【生花を絶やさない】
生きている花は、運気アップに欠かせないもの。悪い気を吸い取って、良い気を出してくれる強い浄化作用と、良い気を誘う香りの効果があります。中でも、その季節にしか見られない「旬の花」の効果は絶大。花器には、陶器やガラスを使いましょう。

活けた花が、鏡に映りこむと美容運アップになります。

ドライフラワーやポプリなど「枯れ」を連想するものは、玄関には不向きです。造花、プリザーブドフラワーは、悪くはないですが、生花のように呼吸をしないため、浄化効果はありません。

【香りを演出する】
香りには、空気を浄化する働きがあります。風水では、良い香りは気の流れをスムーズにすると言われていますから、気の出入り口である玄関には、是非置きたいアイテムです。逆に、お手入れしないまま放置した靴の嫌な臭いは、悪い気を呼び寄せてしまいます。

しっかりお手入れと換気をして、消臭と芳香を忘れずに。

【湿気を失くす】
濡れたままの傘や靴を放置しているのは、悪い気を呼ぶ行為。悪い気は湿気が大好物です。湿気は悪い気を停滞させてしまうため、運気がダウンしてしまいます。玄関に入る前に、水気をしっかり切りましょう。傘立ては、玄関の外に置くのが理想です。

玄関の中にある傘立ては、水分が溜まりやすいので、こまめに掃除して清潔にしましょう。

【無駄なものを片付ける】
玄関に古新聞や段ボールを置くのはNG、邪気を呼んでしまいます。ゴミはゴミ、玄関には置かないように。ゴルフバッグやスケートボードなどのレジャー用品を玄関に置くと、運気が仕事より遊びに偏って、金運がダウンします。

余計なものを置かず、スッキリとした玄関を作ることが開運のカギとなります。

【たたきをきれいに】
毎日出入りするたたきは、汚れが溜まりやすい場所。きれいに掃除しておくことはもちろん、何足もの靴を放置していることも良くありません。余分な靴は、お手入れして下駄箱へしまう習慣をつけましょう。

たたきには、お気に入りの靴を1～2足出しておくのが、運気アップのポイント。家族がいる場合は、家族の人数分だけにしましょう。