【関東厄除け三大師】関東厄除け三大師を紹介
厄除けに行くとき、できれば強力な神社仏閣で厄除け祈祷をしてもらいたい!
と思うのは人情なのかもしれませんね。
本来、厄除け・厄払いは自分がよくお参りする地元の神社やお寺でやってもらうもの。
信者の人は、自分の火曜神社仏閣で厄除け・厄払いをやってもらうのが普通です。
でも最近では神社仏閣に定期的に通う人よりも、初詣や七五三など、行事の一環としてお参りに行く人が多いので、いつもお世話になっている神社やお寺が分からないのではないでしょうか?
そんな時、厄除け参りをするのなら、厄除けで有名なお寺や神社でお祓いしてもらいたいと思うのは当たり前かもしれません。
厄除けで有名な神社やお寺はパワフルなスピリチュアルスポットでもあります。
そこで今回は有名な厄除けのお寺、「関東厄除け三大師」を紹介します。
【関東厄除け三大師】西新井大師
関東厄除け三大師と呼ばれるお寺の一つ、西新井大師は正式名を「五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)」を言い、真言宗豊山派のお寺になります。
弘法大師がその昔立ち寄った、流行病に苦しむこの村で、21日間の護摩祈祷を行うと、苦しむ人々の病は治りきれいな水が湧き出たという伝説が残っています。
西新井大師は「厄災消除」のお寺として創設され、今では大変有名な「厄除け寺院」となり、関東厄除け三大師に名を連ねています。
厄除けに限らず、いろいろな祈願も毎日の護摩焚きで行われます。
護摩焚きは毎日行われており(11月末の大掃除、晦日、大みそかはなし)お寺に直接行って申し込みます。
毎日護摩焚きは6会行われており、HPで時間を確認することができます。
受け付けで申込用紙に記入し、護摩焚き10分前までに申し込みを済ませます。
お布施は5000円~。
境内では桜や梅、藤の花など四季折々の美しい花々を楽しむこともできます。
厄除けと一緒に境内を散策するのも素敵ですね。
西新井大師
住所:東京都足立区西新井1丁目15-1
電話:03-3890-2345
HP:http://www.nishiaraidaishi.or.jp/
【関東厄除け三大師】川崎大師
神奈川県川崎市にある川崎大師も関東厄除け三大師の一つ。
川崎大師は都内からのアクセスが良く、初詣に大人気のお寺です。
川崎大師には毎年300万人もの人出があるそうです。
こんなに川崎大師が初詣人気スポットなのは理由が二つ。
一つはなんといってもそのアクセスの良さ。そしてもう一つは「スピリチュアルなパワースポット」という事。
とても強いパワースポットらしく、スピリチュアル関係の人もよく護摩焚きに訪れるのだとか。
大本堂で厄除けの護摩焚きが行われているのですが、川崎大師には大本堂以外にもスピリチュアルパワ―スポットがあるようです。
有名なお経が納められている経蔵、奇跡のイチョウと言われる霊木などは川崎大師のスピリチュアルパワースポットの一つ。
川崎大師で厄除けの護摩焚きをしてもらってから、川崎大師のスピリチュアルパワースポットを一つ一つ巡るのも、川崎大師参りの醍醐味かもしれませんね。
川崎大師
住所:神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
電話:044-266-3420
HP:http://www.kawasakidaishi.com/
【関東厄除け三大師】観福寺
西新井大師、川崎大師と並んで関東厄除け三大師と呼ばれるお寺が千葉県の「観福寺」
千葉県の自然豊かな山のふもとにポツンと佇む観福寺は西新井大師、川崎大師のにぎやかさとは打って変わって、落ち着いて自然に囲まれた寺院です。
お参りする人が少ない分、余計スピリチュアルな気分にさせられる空気の澄んだ千葉県の観福寺。
このお寺は山門をくぐると四季折々の草花が迎えてくれ、本当に落ち着いた気分にしてもらえます。
護摩焚きは他の二寺と違い毎日は行われていないので、HPで事前にチェックすると良いでしょう。
千葉県は都内から日帰りで行ける距離。
観福寺は駅からちょっと遠いのですが、千葉県のこの付近には他にも有名なスピリチュアルスポットもあるので、厄除け祈願と一緒に千葉県のスピリチュアルスポットを巡る日帰り旅行もお勧めです。
観福寺の近くで、千葉県のスピリチュアルスポットといえば、有名な香取神宮があります。
千葉県まで足を延ばしたのなら、こちらもぜひお忘れなく。
観福寺
住所:千葉県香取市牧野1752
電話:0478-52-2804
HP:http://kanpukuji.or.jp/
ほんの数分の通話で、迷いが消えるかもしれません。
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【関東厄除け三大師】関東の三大師もある?
東京に一寺、神奈川に一寺、千葉に一寺ある関東厄除け三大師ですが、実は「関東の三大師」と呼ばれる三寺院もあります。
二つ全く別の三大厄除け寺院がある…というとちょっと混乱してしまいますが、この二つ(しかも名前がほぼ同じ…)実は関東厄除け三大師が祀っているのは「弘法大師様(空海)」で、関東の三大師と呼ばれる寺院が祀っているのは「元三大師様(良元)」を祀っているという違いがあるのです。
つまり、関東厄除け三大師は真言宗、関東の三大師は天台宗と宗派が違うお寺という事ですね。
それでは関東の三大師も紹介しましょう。
それぞれスピリチュアルスポットですから、気分が落ち込む時に訪れるとすっきりパワーがもらえるはずです。
【関東厄除け三大師】三大師①佐野厄除け大師
佐野厄除け大師は栃木県佐野市にあり、栃木県一の初詣客を誇ります。
佐野厄除け大師はおみくじが有名なのですが、なんと佐野厄除け大師で良元が作り出して全国に広まったという説もあります。
佐野厄除け大師にお参りに来るときは、そんな歴史に思いをはせながらおみくじをひいてみたいですね。
厄除けに佐野厄除け大師に来た際は、ぜひ佐野ラーメンを試してみるのもオススメ。
佐野のご当地醤油ラーメンです。
また、佐野厄除け大師をぬけると佐野市観光物産会館でおみやげを物色するのもよし。
スピリチュアルな佐野への日帰り旅行に、グルメもおまけして楽しい旅になりそうです。
佐野厄除け大師
住所:栃木県佐野市金井上町2233
電話:0283-22-5229
HP:http://www.sanoyakuyokedaishi.or.jp/
【関東厄除け三大師】三大師②青柳大師
群馬県前橋市にある青柳大師もまた関東の三大師の一つ。
JR東日本前橋駅を降り、前橋駅から出るバスで青柳大師入口で降りると徒歩10分。
前橋市の青柳大師は関東の三大師でありながら、人気のない自然に囲まれた静かなお寺。
前橋市の山深いこのお寺は普段は静かだけれども、初詣では大変にぎわいます。
前橋市で初詣といえば、青柳大師といわれるほど有名なのですが、青柳大師の初詣は1月3日。
祀られている元三大師の命日が1月3日だからです。
前橋市では赤城神社が初詣では有名ですが、元旦に赤城神社、3日に青柳大師にお参りするというパターンもありです。
前橋の青柳大師では先着順に除夜の鐘を突くこともでき、初詣では人が溢れ、参道も出店でにぎわいます。
前橋市は赤城山や前橋温泉など、たくさんの観光地があります。
しかも前橋は最近映画やドラマのロケ地誘致に積極的で、今もドラマ「陸王」の撮影が行われています。
青柳大師のお参りに前橋市を訪れるのなら、前橋市の観光スポットも一緒にチェックしてみるのもいいですよね。
天台宗青柳山龍蔵寺
住所:前橋市龍蔵寺町
電話:027-231-8306
前橋市の観光情報はこちらでチェック
http://www.maebashi-cvb.com/leisure/index.htm
前橋まるごとガイド
【関東厄除け三大師】三大師③川越大師
関東の三大師、残りの一つは埼玉県の川越大師。
埼玉県を代表する川越大師はやはり有名な厄除けのお寺です。
埼玉県の川越大師はスピリチュアルな仕事をされている方々にも人気のスピリチュアルスポットで、大変ご利益のある場所。
中でもやはり本堂はスピリチュアルパワーが強く、なるほど厄除け関東の三大師といわれるだけあります。
しかも埼玉県川越市は埼玉県の城下町、川越大師の周辺には埼玉県おすすめ観光スポットもたくさん。
埼玉川越は有名な城下町で門前町なので埼玉の小江戸川越の町並みは一見の価値あり、しかも一本筋違いには駄菓子横丁もあってタイムスリップしたような味のある街並みを楽しめます。
川越大師
住所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1
電話:049-222-0859
HP:http://www.kawagoe.com/kitain/
【関東厄除け三大師】厄除け三大師には他にもある
住所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1
電話:049-222-0859
HP:http://www.kawagoe.com/kitain/
関東の三大師は元三大師を祀る天台宗の三大寺院の事を指し、栃木県佐野市の佐野厄除け大師、群馬県前橋市の青柳大師、埼玉県川越市の川越大師と三つ紹介してきました。
しかし、関東の三大師にはその他のお寺が含まれることもあるんだとか…?
一緒に関東の三大師その他の寺院も紹介します。
これらの寺院もスピリチュアルパワーが強いので、ぜひお参りに訪れてみてはいかがですか?
【関東厄除け三大師】拝島大師
東京都昭島市にある拝島大師は厄除けはもちろん、だるま市で有名なお寺。
祀っている元三大師の命日にあわせ、1月3日に初詣が行われる拝島大師では、だるま市が全国で最も早く、そして関東で、1、2を争う規模の大きさです。
だるま市では300軒もの露店が立ち並び、それはそれは華やかで賑やかなお正月風景となります。
拝島大師
住所:東京都昭島市拝島町1丁目6−15
電話:042-541-1142
HP:http://haijimadaishi.com/
【関東厄除け三大師】足利厄除大師
足利厄除大師では、一年を通して厄除けの護摩焚きが行われておりますが、新年から2月3日までは厄除大祭として厄除け祈願護摩が焚かれています。
この大祭は規模が大きく大変有名で、700年の歴史を持つ厄除大祭。
その中でも1月2日、3日はだるま市も開かれ、大変人出でにぎわっています。
足利厄除大師 龍泉寺
住所:栃木県足利市助戸1-652
電話:0284-41-5685
HP:http://ryusenji.net/
【関東厄除け三大師】寺岡山元三大師
同じく栃木県足利市にもう一つ、寺岡山元三大師があります。
寺岡山元三大師と足利厄除大師は車で約15分ととても近い距離にあってしかも関東の三大師とあれば、一度に関東の三大師を2寺参拝ができます。
日本で唯一「いじめ除け観音」が置かれている事でも有名です。
寺岡山元三大師
栃木県足利市寺岡町871
TEL:0284-91-3236
【関東厄除け三大師】厄除元三大師 深大寺
深大寺は東京都調布市にある有名なお寺で、ここのだるま市は日本三大だるま市と呼ばれるほど。
また、関東の三大師にはひっそりと佇む静かな寺院もある中、深大寺はお寺の周りにたくさんの店が軒を連ねる観光スポット。
鬼太郎茶屋があり、蕎麦屋(蕎麦は有名でここだけで20軒以上の蕎麦屋さんがあります)、体験陶芸、地ビールの深大寺ビールなど、参拝以外も楽しめる場所です。
厄除元三大師 深大寺
住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
電話:042-486-5511
HP:http://www.jindaiji.or.jp/
【関東厄除け三大師】道合大師 大徳寺
埼玉県川口市の道合大師大徳寺は関東厄除け三大師の一つに名前を挙げられることもあるお寺です。
道合大師は弘法大師を祀っている真言宗豊山派の寺院で、埼玉高速鉄道の新井宿駅が最寄りの駅。
埼玉、道合大師の起源はなんと奈良時代よりももっと前。山背大兄王の一族が建てたと言われています。
そして江戸時代には埼玉県の川口市が鷹狩の名所であったため、徳川家康がよく訪れていたという、徳川家康にもゆかりのあるお寺です。
ここの本堂はスピリチュアルパワーがとても強いと言われています。
道合大師 大徳寺
住所:埼玉県川口市道合1221
電話: 048-281-3977
【関東厄除け三大師】小塚大師
千葉県には関東厄除け三大師の観福寺を紹介しましたが、同じく千葉県の小塚大師を関東厄除け三大師の一つに数えることがあります。
小塚大師も弘法大師を祀る真言宗のお寺。
千葉の小塚大師周辺には弘法大使にまつわる伝説が数多く残されていて、それらの伝説を巡るのも千葉の小塚大師を参拝するもう一つの楽しみです。
1月20日から21日にかけて行われる小塚大師初大祭ではたくさんの参拝客が訪れ、21日には大護摩が焚かれます。
初大祭では露店も軒を連ね、とても賑やかな大祭となります。
小塚大師
住所: 千葉県館山市大神宮2161
電話: 0470-28-1341
HP:http://kodukadaishi.jp/
【関東厄除け三大師】厄除けは必要?
日本では古来から(一説には平安時代より前といわれています)ある年齢になると、災厄を受けやすい、病気や事故に見舞われやすいと言われています。
その年齢を「厄年」といい、昔から日本では注意するように言われてきました。
厄年になると、神社や、お寺にお参りに行き、厄除けをしてもらうのですが、厄年の根拠は科学的には全くありません。
厄年に根拠がないのであれば、厄除けはただの迷信。
する必要はないと感じる人もいるでしょうが、厄年は人生の節目に当たる年や人生の分岐点にあたる年齢を指しています。
健康の不調にあいやすい年齢ともいえますし、人生において一番頑張らないといけない年齢ともいえます。
その年齢に差しかかったときに、今一度厄除をして気を引き締める事は全く悪い事とは言えないでしょう。
神社や寺院で厄除けをしていただき、自分の事を改めて大切にすることで、本当に事故や病気が逃げていくこともあると私は思います。
ちなみに神社では「厄払い」といいお寺では「厄除け」と呼び名が違うので注意してください。
【関東厄除け三大師】厄年を知ろう!
厄除について話をしてきましたが、自分の厄年が何歳なのかご存知ですか?
男性と女性で厄年は違い、男性は3回、女性は4回あり、特に男女とも「大厄」と呼ばれる年齢には厄年の中でも最も病気や事故にあいやすい、気をつけないといけない年だと言われています。
また、厄年の前後の年も、「前厄」「後厄」といい、厄年の前後合わせて3年は気をつけるべき年齢となります。
厄年は男性3回、女性が4回。そして厄年は「数え年」で計算します。
数え年とは生まれた年を1歳と数える、年齢の数え方の事。
今は数え年で年齢を数える人はほぼいないので、自分の年に1歳足した年齢と考えると良いでしょう。
男性の厄年
前 厄 本 厄 後 厄
24歳 25歳 26歳
41歳 42歳 43歳
60歳 61歳 62歳
女性の厄年
前 厄 本 厄 後 厄
18歳 19歳 20歳
32歳 33歳 34歳
36歳 37歳 38歳
60歳 61歳 62歳
表にすると分かりやすいと思うのですが、男性も女性も最初の厄年は昔の結婚適齢期。
そして男性の次の厄年は一番活躍して働かないといけない年であり、女性は出産を経験する年齢です。
また最後の厄年は引退、次の人生に向かって進む年。
厄年とはまさに人生の節目に当たる年齢であり、一番病気や事故に「あいたくない」年齢といえます。
だからこそ、厄年をして気を引き締め、大切な一年を過ごすという意味があるのでしょう。
【関東厄除け三大師】厄除は本厄で?前厄で?
男性、女性の厄年が分かりましたが、厄年には厄年の年齢前後に前厄と後厄の年があり、合計3年間は注意したい年齢となっています。
では厄除はいつ行うと良いのでしょうか?
厄除に特に決まりはないため、毎年厄除け祈願をしても、本厄だけでも、問題はありません。
前厄・本厄・後厄と毎年厄除けをお願いする人もいれば、本厄だけお参りする人もいます。
特に男性は42歳、女性は33歳が大厄と呼ばれ、厄年の中でも一番注意しなければいけない年となっていますから、大厄だけは前厄からお参りを、という形でも良いでしょう。
そして厄除けは一年のうち年明けから節分の間にお願いするのが一般的だとされています。
【関東厄除け三大師】御札の祀り方
厄除け祈願をすると、厄除けのお札とお守りをもらえます。
お守りはいつも身に着けておく(バッグに入れておく)と良いのですが、さてお札はどこに飾りますか?
お札は自分の頭よりも高い位置、そして明るい清潔な場所に祀ります。
壁に両面テープで貼ってもOK。
ただお札の周りは常に清潔に保ちましょう。
門札をいただいた場合
門札は家の中に悪い気、厄を取り込まないように玄関や門に祀るものです。
玄関の外壁に貼る、外に貼れない場合は、玄関入ってすぐの壁に貼りましょう。
また、1年間お守りいただいた護符はいただいたお寺の納め所に納めること。決してゴミとして捨ててはいけません。
【関東厄除け三大師】まとめ
いかがでしたか?
関東厄除け三大師、そして関東の三大師についてまとめてきました。
関東厄除け三大師と関東の三大師、似たような呼び名で今まで区別がつかなかった人も多いのではないかと思います。
でも、この二つの大きな違いはその宗派。
関東厄除け三大師は真言宗で弘法大師を祀っており、関東の三大師は天台宗で元三大師を祀っています。
そして三大師にも、完全に3寺と固定で決まっているわけではなく、他にも含まれる寺院があったりとなかなかややこしいところ。
でも、関東近郊(栃木・群馬・千葉・埼玉・神奈川そして東京)にご利益の高いお寺がこんなにあると頼もしいですね。
各寺院は自然の美しい場所にあり、四季折々表情を楽しめることもできます。
お寺に行くと、フッと清々しい風が吹くことがあり、その時に心がすーっと落ち着いていくのを感じることがあると思います。
そうやってスピリチュアルパワーを高め、厄除けをお願いすることもできる。
そういうスポットを自分の中に留めておくことは素晴らしい事ではないでしょうか。
厄年ではないときにも、日頃の心の垢を落としにお参りに行く事もおすすめします。
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