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生霊とその症状
生霊という言葉を聞いたことがありますか。スピリチュアルに興味が無い方でも、一度くらいは耳にしているのではないでしょうか。
古くは源氏物語のなかで、光源氏を愛するが余り、六条の御息所が生霊となって夕顔を呪い殺してしまったシーンはなかなか迫力がありましたが、生霊とはそれほどまでに念の強い厄介な存在なのです。
生霊に憑りつかれるのは怖いけど、もしかしたら知らないうちに自分が生霊と化して意識を飛ばしてる可能性だってあるわけです。夢だと思っていたことが、実は自分が生霊を飛ばしてる結果だったとかシャレになりませんよね。
生霊の受け手にもなりたくないし、ましてや飛ばしてる側にもなりたくない!日々の気になる点をチェックして、生霊退散といこうではないですか。いざチェック!
生霊が飛ぶ時~その症状とは
生霊を飛ばしてる瞬間、なぜそのようなことが起きてしまうのでしょう。生霊が飛ぶ元になっている思念は「執着」。強い執着心が、無意識のうちに生霊となって執着している対象へ飛んで行ってしまう状態をさすのです。
執着心というのは少なからず誰にでも持ち合わせている感情ですよね。生霊となるのは、ただの執着心ではなく、歪んだ執着心となった時なのです。
例えばとても好きな人がいて、いつもいつもその人を想い続けているだけでは生霊になんてなりません。生霊になってしまうのは、好きが高じて歪んでしまった時。こんなに好きなのにわかってもらえない、自分が選ばれないくらいならいっそ殺して一緒になりたい、そこまでの強く歪んだ思念が生霊を作り出すのです。
憎しみも同じです。好きな人に恋人が居たとして、その恋人が居るせいで自分が恋人になれない、居なくなればいいのにと憎んで憎んで殺したいほど憎んだ時、生霊発動の危機となるわけです。
強く願えば叶うとか、そういう可愛いものではありません。生霊を飛ばしてる側は、恐ろしく強く歪んだ思念を持っているのだということを知っておかなくてはいけません。
生霊を飛ばした本人は~その症状とは
生霊を飛ばしたからといって、その間パタリと倒れているわけではありません。飛ばしてるのは魂の中の一部分だけなので、辛うじて意識はあるのです。しかし、ぼんやりした感じで意識は薄い状態になるわけです。
魂の一部を飛ばしてしまうと、精神的にも肉体的にも弱ってきます。身体は疲れやすくなり、ぼんやりしていることが多くなり、仕事に集中できない、授業に集中できないといった状態になります。
睡眠不足の症状も顕著に出るため、一日中眠気に襲われるという症状も現れます。だるさと眠気、身体の不調はまるで風邪の初期症状のようなのになんだか違う・・・生霊を飛ばしてる本人に自覚はありませんから、飛ばしてる本人も体調不良の原因が何なのかわからないでいるわけです。
このように、無意識に生霊を飛ばしてしまっていると、心身ともに本人にとっては「原因不明の衰弱状態」に陥ってしまい危険を伴うのです。自分が知らず知らずのうちに生霊を飛ばしていないか、重要なチェックポイントを見逃さないようにしなければいけませんね。
生霊を感じる時~その症状とは
生霊を感じる、生霊に憑りつかれているかもしれない、そう感じるチェックポイントは第一に「匂い」です。ふとした瞬間に、その時置かれている状況ではありえない匂いを感じ取るというケースが最も多いようです。
例えば自分のではない香水の匂い、自分は煙草を吸わないのに煙草の匂い、実際に感じているのですから夢でも何でもなく確かに感じる匂いというのが生霊の仕業なのです。
そして、その匂いにピンとくる場合が殆どです。以前付き合っていた人の香水の匂いであるとか、過去の経験からその匂いの元を連想できる場合が殆どなのです。
しかし、匂いを感じても「ありえない」「気のせい」とまず思うものです。「匂いがする気がする」で済ませてしまうケースが殆どでしょう。でも、それが頻繁に起こるとしたら、それはもはや気のせいなんかじゃありませんよね。しかも、匂いを感じるパターンに規則性があった場合、それは気のせいでも偶然でもなく、あなたの隣にいる見えない生霊の仕業なのです。
生霊になりやすいタイプ~その症状とは
わざとではないのに生霊を飛ばしてしまうタイプの人間というのは、異常なまでの執着心の持ち主。屈折していて、相手の気持ちなど顧みず、自分の思いだけにこだわる自己中心的な考え方をする人が危険なのです。
怖いのは、自覚が無い場合です。自分はそんなこと思っていないつもりなのに、心の奥底は自覚できないほどの闇を抱えている場合があります。他人の不幸ばかり願う人などそういるものではありませんよね。自覚が無いだけに、お払いが利かないという事態になってしまうのです。
物事に執着するのは悪いことではありません。しかし、特に恋愛がらみの執着心というのはかなり厄介。恋愛が絡むとどうしても人は自己中心的な考え方に陥りやすく、その恋愛を成就させようという強い思いが生まれるものです。
スピリチュアルに於いても念の強さは重要で、いつの間にか恋愛を良い方向に持っていこうと生霊と化してしまう、まさに六条の御息所状態になってしまうのです。
生霊チェックポイント~その症状とは
生霊はどんな気持ちの時に症状が出るのでしょう。自分が当てはまらないか、チェックしてみましょう。
1.他人を思うままにコントロールしたいタイプ
2.自分の思いを理不尽であっても遂げようとするタイプ
3.感情の高ぶりが激しいタイプ
4.被害妄想が激しいタイプ
5.嫉妬心が異常に強いタイプ
自分をコントロールできない人、または他人からのアドバイスに聞く耳を持たないタイプの人は要注意です。人は内面に見えないエネルギーを持ち合わせています。スピリチュアルでそれがいい方向へ向けばいい結果に繋がりますが、ネガティブな方向へ強力なエネルギーが発揮された場合、生霊へと変化していくのです。
生霊に憑りつかれたかも~その症状とは
スピリチュアルに無頓着な人であっても、得体のしれない気配には気付くものです。そしてスピリチュアルに無頓着な人ほど、見えない何かに対して底知れない恐怖感を得るかもしれません。
自分にとって過去の恋愛と片付けている恋愛が、今自分に負のエネルギーとして恐怖を感じさせているのだとしたら、怒りの矛先をどこへ向けたらいいのかわかりませんよね。なぜなら飛ばしている本人に自覚は無いのですから。
よく、霊的現象で右肩が重いとか左肩が重いという症状を聞くと思いますが、霊的現象は右肩左肩に顕著に表れるようです。夢見も悪いし右肩左肩も重い、違和感がある、言葉では表現しがたい気配や匂い、直感的なものを感じた時、生霊を疑っていい瞬間です。
右肩左肩が重い気がするといっても、できるのは盛り塩くらいで、あとは人によってお払いに行ったりするでしょう。しかし、生霊は死んだ人間の魂ではありませんし、無意識に飛んできているのでお払いも難しいとされています。
そうなると、残るのは自分の周りの見えない違和感と、右肩左肩に残る違和感ですよね。自分は何も悪いことをしていないのに、逆恨みや強い嫉妬心によって苦しめられるのはたまったものじゃないです。しかし、自分の思いと生霊の思いは別。生霊を飛ばしている人間の心ひとつなのです。
生霊にならないためにできること~その症状とは
スピリチュアルは思いの強さや気持ちが重要。生霊を飛ばして四六時中眠気に襲われ、その眠気のせいで仕事をミスしたり学業が疎かになって成績低下という事態になっては大変です。眠気はいろいろな不測の事態を引き起こします。体調不良や頻繁な眠気は、自分だけでなく周囲にも迷惑をかけることになりかねないのです。
眠気が激しい、夢見も悪い気がする、気が付くとボーっとしてた・・・などの症状で体調が悪くなっている人は要注意です。激しい眠気が続くと思わぬ事故に繋がる可能性もありますし、仕事中の眠気は大きなミスに繋がり取り返しがつかなくなる場合もあります。
恋愛をすると自分を見失いがちになったり、恋愛中相手への束縛が激しい人も要注意です。恋愛は深層心理が表面化して、普段では考えられないような行動や心理に陥るパターンが多いので、できるだけ自分を見失わないようにしたいですね。
生霊が活動しやすいシーズンがある?!対策は?!
不思議なことに、生霊が飛ぶのは夏が多いとされています。多いというだけで、生霊は思念の強さが力となっているので年中活動するわけですが・・・。自分は何もしていなくても、逆恨みや、恨みへの巻き込みに遭う場合もあります。おかしいと思ったらそれはスピリチュアルな警告です。自分の直感を信じることも大事です。
生霊への対策法として、次のようなものがあります。必須アイテムは「粗塩」!
*粗塩を振りかける
右肩左肩が重いと感じる人は特に、背中から右肩左肩にかけて背後から振りかけましょう。生霊が去るイメージを持ちながら行うことが大事です。
*湯船に粗塩を入れる
湯船に綺麗な新しいお湯を張り、粗塩を入れて浸かりましょう。ただしこの方法は、個人の肌質や浴槽・風呂釜が適しているかどうか確かめてからやったほうがいいですね。
*粗塩の携帯
ほんの少しでいいので、粗塩を持ち歩くようにしましょう。ティッシュなどに包み、できれば結界効果のために左右のポケットに入れておくのが望ましいです。粗塩は負のエネルギーを浄化してくれるので毎日取り換えるようにしましょう。
さらに対策や予防がしたいなら、生霊専門のパワーストーンに頼ってみると良いでしょう。
・悪しきを跳ね返すモリオン。
・魔除け対策のターコイズ。
・人間関係の改善にプレナイト。
これらを使用したブレスレット、身につけてください。
生霊の怖さを知って心穏やかに過ごそう
生霊はスピリチュアルでは強力な力を持ち、負のエネルギーの集合体です。夢を見ているようで夢ではない現実。送った本人の自覚もなく、ぼんやり夢うつつの状態で体調を崩し、送られた側も右肩左肩が重くなり精神的に参ってしまいます。
自分が生霊を送らないようにするには、思い込みすぎないことが肝心です。物事は自分の思い通りにはならないことが多い、相手にだけ責任を押しつけない、様々なチェック項目がありますがおかしいと思ったら夢だと思い込まないようにしたいものです。
自分も相手も周囲の人まで傷つけてしまう生霊。加害者にも被害者にも、誰しもがなる可能性があるのです。