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紫微斗数(しびとすう)という占いを聞いたことがあるでしょうか。占星術の一種である紫微斗数は、1000年以上の歴史を持つ中国発祥の占いです。個人の運命図である「命盤」を作成し、運勢や性格・相性などを読み解きます。
香港や台湾で高い支持を得ている紫微斗数は、近年、日本でも注目され始めています。しかし、基本的な解釈や活用方法は日本ではあまり知られていないのが現状です。
この記事では、紫微斗数を初めて知る人にも分かりやすいように、基礎から詳しく解説していきます。紫微斗数は、自分やパートナーの運命を知り、人生の舵取りに活かせる手がかりを知るのにぴったりの占術です。ぜひ最後までご覧いただき、紫微斗数の魅力に触れてみてください。
紫微斗数の全貌
紫微斗数(しびとすう)は、中国に古くから伝わる占星術の一種です。日本ではまだ知名度が低い紫微斗数ですが、その的中率は恐るべき高さだと言われています。
当たると評判の紫微斗数とはどんな占いなのか?ここでは、紫微斗数の概要・歴史・用語について解説していきます。
紫微斗数とは何か
紫微斗数は、占星術の一種です。中国発祥の占術で、1000年以上の歴史があります。生年月日・出生時間・出生地から個人ごとに異なる「命盤」を作成し、命盤に並べられた星の位置で運勢や性格・相性などを解き明かしていきます。
命盤は12区画に分かれており、これを十二宮と呼びます。十二宮での星の配置を見ながら、主星で大まかな運勢や性格を判断したり、副星で細かい運気の流れを予測したりするのです。
紫微斗数の歴史と流派
紫微斗数は、唐の時代に中国の仙人・陳希夷(ちんきい)が創り上げたと言われています。さまざまな流派が存在し、「星曜派(三合派)」「飛星派」「欽天四化派」などがあります。
紫微斗数は、香港や台湾で高い支持を得ており、その人気は四柱推命を上回るほどです。長らく日本ではあまり知られていませんでしたが、近年、高い的中率を誇る占術として注目を浴び始めています。
紫微斗数の用語と解釈
ここでは、紫微斗数に出てくる用語を見ていきたいと思います。
主星とは
主星(しゅせい)は、紫微斗数で占う際に最も重要とされる星で、運命や性格・才能を表すと言われています。主星は全部で14個あり、命盤の十二宮の中のいずれかに配置されます。
<14主星のおおまかな意味>
※命宮に入った場合の意味で解説しています。
■紫微星(しびせい):北斗主星/陰の土星
キーワード:高貴、品格、自尊心、カリスマ
紫微斗数の中で、紫微星は「帝王の星」と言われています。リーダーシップを取るのが得意で、周囲のまとめ役になることも多いでしょう。頭脳明晰で活力に溢れる野心家。
■天機星(てんきせい):南斗3星/陰の木星
キーワード:知恵、学問、参謀役、知的探求心
天機星は、学問・知識をテーマとする星です。知恵や計画で他人をサポートすることに長けているため、参謀の立場で活躍できるタイプだと言われています。
■太陽星(たいようせい):中天星/陽の火星
キーワード:陽気、活発、男性、名声
その名の通り、太陽のような強い影響力と度量の大きさを感じさせるのが太陽星です。面倒見がよく親しみやすい性格は、多くの人を引き寄せるでしょう。
■武曲星(ぶごくせい):北斗6星/陰の金星
キーワード:勇猛、決断、行動、財産、指揮
勇猛果敢で決断力があると言われる武曲星。仲間を大切にし、集団の中で実力を開花させる傾向にあります。財産を表す星でもあり、事業や投資にも向いていると言われています。
■天同星(てんどうせい):南斗4星/陽の水星
キーワード:平和、慈悲、協調、社交的
天同星は、平穏や慈悲を表す星です。平和主義でマイペース。誰とでも自然体で付き合えるのも天同星の特徴だそうです。
■廉貞星(れんていせい):北斗5星/陰の火星
キーワード:現実、利益、狡猾、制裁
廉貞星は、常に高い目標を掲げ、結果を追い求める傾向にあります。負けず嫌いで義理堅い人が多いと言われています。
■天府星(てんぷせい):南斗主星/陽の土星
キーワード:聡明、寛容、伝統、母性、女性
女帝を象徴する星である天府星は、母性本能が強いと言われています。高いプライドの持ち主で自己中心的な面もありますが、面倒見が良く温和な印象の人が多いようです。
■太陰星(たいいんせい):中天星/陰の水星
キーワード:精神、潔白、美意識、母性、女性
太陽星と対をなす太陰星は、月のような静けさを持つ傾向にあります。スピリチュアルに惹かれる人も少なくありません。家庭をとても大切にします。
■貪狼星(どんろうせい):北斗1星/陽の木星
キーワード:欲望、自由、歓楽、社交
貪狼星は、欲望のままに生きることを望む傾向にあります。実力主義を好み、ルールに縛られるのは苦手。高い集中力と強固な忍耐力で目標を達成します。
■巨門星(こもんせい):北斗2星/陰の水星
キーワード:研究、分析、討論、口舌
巨門星は「言葉」に人生を左右される傾向にあります。情報交換が大好きで、好奇心・探求心が強い研究者タイプだと言われています。
■天相星(てんそうせい):南斗5星/陽の水星
キーワード:慈悲、奉仕、参謀、寛容
天相星は、別名「犠牲愛の星」とも呼ばれ、誰かに喜んでもらいたいという気持ちが強い傾向にあります。理屈よりも感覚で生きているタイプが多いようです。
■天梁星(てんりょうせい):南斗2星/陽の土星
キーワード:職人、指導、実務、謙虚
天梁星は、口下手だけれど人情味あふれる性格の人が多いです。親分肌で職人気質、手先が器用な傾向にあります。
■七殺星(しちさつせい):南斗6星/陽の金星
キーワード:豪快、勇気、激烈、動乱
七殺星は、勇猛果敢で礼節を重んじる人が多いです。感情表現はストレートで、相手にも本音での対話を望みます。外出を好む傾向にあるのも、七殺星の特徴の一つです。
■破軍星(はぐんせい):北斗7星/陰の水星
キーワード:破壊、決断、変動、破天荒
破軍星は、自由奔放な傾向にあります。思い立ったら迷わず行動、要領良く物事を吸収しますが、飽き性な面もあるようです。裏表が無くサッパリしたタイプが多いと言われています。
副星とは
より細かい運気や時期の吉凶を知りたいときは、副星(ふくせい)の配置を見ます。主星と同じように、どの星が十二宮のどの宮に配置されるかによって判断します。
ちなみに、どの副星を使うかは流派や鑑定師によって違うそうです。また、使用する副星の数も異なるとのこと。ここでは、一般的に使用される「特に影響力の強い20個」の副星を簡単にご紹介します。影響力の強さは、甲級副星、乙級副星の順です。
<副星のおおまかな意味>
▼甲級副星
■文昌星(もんしょうせい):南斗7星/陰の金星
■文曲星(もんごくせい) :北斗4星/陰の水星
・学問の星
・吉凶:吉
・キーワード:学問、文章、芸術
■左輔星(さほせい) :北斗助星/陽の土星
■右弼星(うひつせい) :北斗助星/陰の水星
・援助の星
・吉凶:大吉
・キーワード:援助、計画、交友
■天魁星(てんかいせい):南斗助星/陽の火星
■天鉞星(てんえつせい):南斗助星/陰の火星
・試験の星
・吉凶:大吉
・キーワード:気品、地位、聡明
■禄存星(ろくぞんせい):北斗3星/陰の土星
・財を司る星
・吉凶:大吉
・キーワード:財産、富裕、物質
■擎羊星(けいようせい):北斗助星/陽の金星
■陀羅星(だらせい) :北斗助星/陰の金星
・トラブルの星
・吉凶:大凶
・キーワード:怪我、粗暴、事故
■火星(かせい) :南斗助星/陽の火星
■鈴星(れいせい):南斗助星/陰の火星
・アクシデントの星
・吉凶:凶
・キーワード:剛強、激烈、急変
▼乙級副星
■天空星(てんくうせい):中天星/陰の火星
■地劫星(ちごうせい) :中天星/陽の火星
・吉凶:大凶
・キーワード:虚無、災い、宗教
■天刑星(てんけいせい):中天星/陽の火星
・吉凶:吉凶混合
・キーワード:孤独、法律、医学
■天姚星(てんようせい):中天星/陰の水星
・吉凶:吉凶混合
・キーワード:恋愛、性愛、艶福
■龍池星(りゅうこくせい):中天星/陽の水星
■鳳閣星(ほうかくせい) :中天星/陽の土星
・吉凶:吉
・キーワード:風流、伝統、端麗
■紅鸞星(こうらんせい):中天星/陰の水星
■天喜星(てんきせい) :中天星/陽の水星
・吉凶:吉
・キーワード:恋愛、婚姻、慶賀
■天馬星(てんませい):中天星/陽の火星
・吉凶:同宮する星による
・キーワード:移動、旅行、引っ越し
四化星とは
四化星(しかせい)は、化禄星・化権星・化科星・化忌星の4種類の星のことを指します。単独で宮に入ることはなく、必ず主星・副星のどちらかに寄り添う形になります。
■化禄星(かろくせい):中天星/陰の土星
・財と福の星
・吉凶:大吉
・キーワード:財禄、享楽、安定
■化権星(かけんせい):中天星/陽の木星
・権力と決断の星
・吉凶:吉
・キーワード:権威、権力、行動
■化科星(かかせい):中天星/陽の水星
・知識の星
・吉凶:吉
・キーワード:聡明、試験、優雅
■化忌星(かきせい):中天星/陽の水星
・困難や挫折の星
・吉凶:大凶
・キーワード:困難、失敗、破壊
十二宮とは
前の項目でも触れましたが、十二宮は、命盤の中を12区分に分けたものを指します。12の宮(きゅう)には、それぞれテーマやカテゴリーが振り分けられています。例えば、命宮は、本人や自分自身を表す宮です。また、夫妻宮では、恋愛や結婚運を読み解くことができると言われています。
■命宮(めいきゅう)
・先天的な性格・思考・容姿、運命の傾向など
・紫微斗数の鑑定で最も重要な宮
■兄弟宮(けいていきゅう)
・兄弟姉妹・親友・同僚等との関係
■夫妻宮(ふさいきゅう)
・恋愛や結婚相手に関すること
・恋愛傾向や結婚観など
■子女宮(しじょきゅう)
・子どもに関すること
・子どもの性格、子どもの数など
・子どもを作る行為(性行為)に関すること
■財帛宮(ざいはくきゅう)
・財産に関すること
・財運の有無、財を得る方法など
■疾厄宮(しつやくきゅう)
・健康状態に関すること
・生まれつきの体質、なりやすい病気など
■遷移宮(せんいきゅう)
・移動に関すること
・引っ越し、転勤、旅行等をした際の吉凶
・第一印象(外面)
■奴僕宮(ぬぼくきゅう)
・目下の人との関係(後輩・部下など)
・年下の友人との関係
■官禄宮(かんろくきゅう)
・仕事に関すること
■田宅宮(でんたくきゅう)
・不動産運
・結婚後の家庭運
・自宅周辺の環境
■福徳宮(ふくとくきゅう)
・精神面に関すること
・趣味や娯楽について
・深層心理や精神の安定度
■父母宮(ふぼきゅう)
・両親との関係
・目上の人との関係(上司・師匠など)
身宮とは
十二宮とは別に、「身宮(しんきゅう)」と呼ばれる宮が存在します。命宮・夫妻宮・財帛宮・遷移宮・官禄宮・福徳宮のいずれかに配置されます。
身宮をどう捉えるかは流派によって異なりますが、
- 先天運を表す命宮に対し、身宮は「後天運」を表している
- 「自分の人生で一番大切なテーマ」を表している
紫微斗数の実際的な活用方法
紫微斗数について分かったところで、四柱推命との違いやどのように活用できるかについて見ていきたいと思います。
紫微斗数と他の占い~四柱推命との比較~
ここでは、紫微斗数と四柱推命を比較していきます。両方とも、生年月日・出生時間・出生地の情報を使って鑑定を行いますが、
- 紫微斗数は、命盤を作成し、星の配置を見て鑑定する
- 四柱推命は、命式を作成し、干支(十干と十二支)や五行説に基づいて鑑定する
紫微斗数での性格分析と運命の流れの読み方
紫微斗数での性格分析や運命の流れは、「十二宮の中にどの主星や副星が入っているか」「それぞれの宮に何個の星が入っているか」で判断します。
例えば、本人や自分自身を表す宮である「命宮」に「天機星」が入る人は、知的好奇心が強く思慮深い性格・周りをサポートする参謀役タイプだと言われています。
一方、「紫微星」が命宮に入る人は、穏やかでおおらかな性格・リーダーシップを取るのが得意な傾向にあります。また、紫微斗数は性格判断だけでなく、どんな仕事が自分に合っているか?といった適性判断にも利用できます。
紫微斗数での相性診断方法
紫微斗数での相性診断は、二人の命盤から主星と副星の十二宮の配置や位置関係を見て判断します。紫微斗数は、生年月日や出生地など、生まれたときに決まっている情報をもとに占う「命占」です。2人の性格や運勢をより緻密に分析することができるため、納得度の高い結果を得やすいと言われています。
相性の良し悪しは、2人の命宮の位置から知ることができます。例えば、14個の主星は「紫府廉系(しふれんけい)」と「機月系(きげつけい)」の2つのグループに分類されるのですが、2人の命宮の主星が同グループの場合は相性が良いとされています。
紫微斗数で毎年の運勢を知る方法
紫微斗数は、1年間の運勢を見る「流年法」や、10年間の運勢を見る「大限法」で1年または10年ごとの運勢を見ることもできます。流年法は流派によって鑑定方法が異なり、「太歳法」「小限法」と、その2つを併用する「太歳・小限併用法」があります。
紫微斗数をもっと深く学ぶために
生年月日・出生時間・出生地をもとに、主星と副星を命盤に並べ、性格や運勢を判断するのが紫微斗数です。しかし解釈には専門知識が必要で、初心者には難しい面があります。専門書を読んでも分からない…という人は、対面やオンラインで講座を受けても良いでしょう。
紫微斗数の命盤作成法と無料作成サイト
紫微斗数の命盤を作成するには、自分の生年月日と時刻を入力する必要があります。無料で命盤が作成できるサイトも多数あります。代表的なサイトとして、紫微斗数占いスタークローラーが挙げられます。
これらのサイトでは簡単な操作で、紫微斗数の命盤を作成することができます。作成した命盤をもとに、性格分析や適職診断を行ってみても良いでしょう。
紫微斗数を本格的に学ぶには?
紫微斗数を本格的に学びたいという人は、占い師または占い館が主催する対面式の講座やオンライン講座がおすすめです。基礎から応用まで段階的に学べる講座を提供しているところが多いようです。
独学で紫微斗数を勉強したいという人は、適切な入門書や参考書を選ぶことが大切です。「紫微斗数占い実践鑑定メソッド(中島多加仁)」「一生の運勢を読み解く! 紫微斗数占い(照葉桜子)」などの書籍では、初心者向けに分かりやすく解説されています。
さらに深く学びたい場合は「完全マスター 紫微斗数占い(東海林秀樹)」など、中級者以上向けの書籍もあります。(※著者名・敬称略)
前述しましたが、紫微斗数はいくつか流派があります。いずれの勉強方法を取るにしても、どの流派を扱っているのか確認することを忘れないようにしましょう。
紫微斗数占いが当たらないケースとその対処法
サイトなどで紫微斗数の命盤を作成したものの、なんだか自分の性格や運勢と合わない…と感じるケースがあるようです。
よくある原因として「出生時間が正しくない」ことが挙げられます。「ちゃんと確認したよ!」という場合も、ご両親の記憶違いだったり、母子手帳に記載された時間がキリの良い数字に丸められていたりすることがあるのです。
出生時間が正しくても、「時差の計算を忘れている」パターンも考えられます。出生地等を入力することで時差込みで計算してくれるサイトもありますが、そういった欄が無い場合は自分で計算する必要があります。
また、サイトによって採用している紫微斗数の流派が異なっているため、別の流派(サイト)で試してみるのも良いでしょう。
ただし、的中率の高いと言われる占術であっても、最終的には本人と占いとの相性があります。紫微斗数が自分に合わないと感じたら、その直感を信じて別のアプローチを検討してみるのもおすすめです。
まとめ
紫微斗数は1000年以上の歴史を持つ、中国発祥の占星術です。香港や台湾で高い支持を得ている紫微斗数は、近年、日本でも注目され始めています。
生年月日・出生時間・出生地から「命盤」を作成します。命盤は12区画に分かれており、十二宮の主星や副星の配置から運勢や性格・相性などを読み解いていきます。なお、紫微斗数の鑑定では、生年月日・出生時間・出生地の情報が必須です。
紫微斗数で占う際に最も重要とされる星である「主星」は、14個あり、運命や性格・才能について見ることができます。
より細かい運気や時期の吉凶を知りたいときは、「副星」で判断します。読み解き方・使用する副星の種類・数は、流派によって異なるので注意が必要です。
また、四化星という特殊な星もあります。
紫微斗数を学びたい場合、専門書を読んで独学で…という方法もありますが、初心者には難しい面があります。対面やオンラインでの講座を検討してみても良いでしょう。
紫微斗数での鑑定をしてほしい人は、電話占いカリスの璃実(あきみ)先生がおすすめです。日本ではまだ少ないと言われている、紫微斗数を扱える占い師です。
高い的中率を誇ると言われる紫微斗数、ぜひあなたの人生に活かしてみてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました!
■ 電話占いの利用方法を詳しく知りたい人はこちら!