壬辰（みずのえたつ）の性格・特徴は？相性や運勢も解説します！

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四柱推命では生まれた日に干支をつけて、その干支で判断する占いの事。

「私は戌年」「私はひつじ年」なんて干支で年のことを言ったりしますが、四柱推命では年・月・日・時間、それぞれに干支を置き、その組み合わせで運勢をみます。

しかも四柱推命でいうところの干支とは、十干十二支（じっかんじゅうにし）の事で、普通によくきく干支とは違います。

干支は十二支と言われるように12種類ありますが、十干十二支は十二支と十干（甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸）を組み合わせたもので、60種類あります。生まれ年でいうと60年に1度巡ってくる形です。

今回はその四柱推命で、特に壬辰生まれの人の性格や運勢を占っていきましょう。

まずは自分の生まれ年を知らなければ話になりませんね。四柱推命では十干十二支が基本ですから、干支が60年に一回回ってきます。

普通に十二支で考えると自分の干支を知っている人は多いでしょうが、十干十二支で自分の生まれ年を知っている人は少ないのではないでしょうか？

ここでは壬辰の性格や特徴をみていくので、壬辰は何年生まれの人を指すのか紹介します。

壬辰の年生まれの人は1952年（昭和27年）生まれで満70歳、そして2012年（平成24年）生まれの満10歳の人になります。ちなみに70歳より上だと130歳です！

これを年柱と呼びます。そのほか、生まれた月を月柱、日を日柱、時間を時柱と呼び、4つの組み合わせで運勢を見るため四柱推命というのです。4つの柱の意味を読んで命（人生）を推しはかる（占う）という意味ですね。

では壬辰生まれの人ってどんな人なのでしょう？

まずは壬と、辰に分解してそれぞれの意味と特徴を考えていきます。二つを組み合わせてできる四柱推命ですが。バラバラに意味を理解しておくと他の干支を見るときにも役に立ちます。

壬（みずのえ）の意味

壬とは読み方の通り「水」を意味する十干で、大きな河を指します。水のイメージそのままに自由で生まれた土地を離れ大海に泳ぎ出ていきます。

水は流れ続けるもので、静止を嫌います。また、穏やかに見えてもその性質は岩をも砕く力強さと畏怖を感じさせる水。適応力がある一方で、自分の欲しいものは壊してでもつかみに行くしなやかな強さを持っています。

辰年...辰は神獣ですからとてもプライドが高く、才能にあふれています。けれどその一方でプライドが高いあまり周りの人を見下す傾向も...

そのためか、自分に反対意見を持っている人とはとことん争い、自分の思い通りにいかないと爆発してしまいます。とても才能あふれる人なので、ワガママなところを自覚し、知性を磨けばカリスマ性を持つリーダーになるでしょう。

ではざっくり壬と辰の特徴が分かったところで。壬辰生まれの人の一般的な性格や特徴を見ていきましょう。

まず壬辰生まれの人の一番の特徴はそのプライド。山のように高い高いプライドは時として周りの人を見下してしまうほど。生来器用でいわゆる「できる人」なので、そもそも「できない人」の気持ちに寄り添えないところがあります。

プライドが高いということは、自信があるので、自分の意見をそう簡単にはかえない頑固さがあります。けれど真っ向から「それはおかしい」という性格ではなく、表面上は他人に合わせつつ「分かってないなぁ」と心の中でバカにする傾向が強いようです。

とはいえ、根拠のないプライドではありません。実績もないのにプライドだけ高い人は厄介ですが、壬辰生まれはそうではありません。

壬辰生まれの人は男女ともに生まれつき頭が良く、才能に恵まれている人が多いのですが、努力の人でもあります。

自分がやりたい事に巡り合えると苦労もいとわず逆境にもめげず、目標に向かって着実に進んでいきます。生来頭が良いので、教わった事はすぐに吸収する為、ステップアップが上手です。

でも泥臭いところがなく、なんとも爽やかでポジティブ。ここら辺は自信過剰なところが作用しているのでしょう（笑）

壬辰生まれは感情豊か。喜怒哀楽がはっきりしているのですが、表面にはあまり出しません。人からすると常にウザいほど冷静に見えるでしょう。

でも冷酷な人間とは真逆。見せないだけで感情豊か。とても感動しやすいかわいい一面も持っています。感情を表に表さないのは別にわざとなわけではないのですが、冷静で常に客観的に物事を見る事に長けているだけです。

冷静でも愛情深い一面があり、一度好きになった人はとことん愛情を注ぎます。男性も女性もとことん一途。恋愛に関しては突っ走る傾向もあるので（ここはとっても素直）、相手を間違うとえらい目に遭います。騙されることもしばしば。

ただ苦労をするほど後々人生の肥やしとして自分の魅力を磨いていける人なので、失敗も苦労もたくさんした方がいいという厄介な星回りです。

形のない水の属性である壬辰生まれは枠にはまることがなく、時に周りの人を驚かせるような面白い事を考え付きます。とにかくアイデアにしても、行動力にしてもスケールが大きいので、周りの人がついていけません。

そういってしまうと展望は大きいがガサツな人...というイメージを創ってしまいますが、実はとても繊細な部分があり、穏やかな表情の下はいろんな感情がうごめいています。

感受性が強いうえ、頭が良いためその表現方法として「書く」事を選ぶと文才を発揮します。作家の道に進む人も多く、壬辰生まれは小説家の星とも言われています。

愛情深く、才能豊かで常に冷静。

こんな風に書いて並べるとまるで何かの漫画の主人公のようですよね。でも欠点は少々見栄っ張りな所。周囲から「頭がいい人」「できる人」という印象を持たれがちなので、ついついなんでも知っているような見栄を張ることがあります。

まぁ、見栄を張ってもそれなりに取り繕うことができるので、あまりバレることはないかもしれませえんが（笑）

でも知識に関しては貪欲なので、知らないままにしておくことはあまりないかもしれませんね。ただ目指すところのスケールが大きいので、結構ずぼらな所も多く、そんな小さい事は気にしないとばかりに、ズンズン進んでいくので、相反する部分が共存しているというイメージでしょうか。

壬辰は親との縁が薄い人が多いようです。家柄が良い人が多いのですが、親の愛情を強くあまり感じずに育ちます。

そして親の援助を受けられない人も多く、若い時から精神的、または金銭的に独立心が高く一人暮らしを始めるのも早いでしょう。

若いころは親の強い愛情を感じずに育つので、苦労することも多いかもしれません。でもその苦労のおかげで人間的な魅力が磨かれます。ちなみに運も強くなります。親があてにならないだけに、男性なら持ち前のバイタリティから一代で財を成す人もいるでしょう。

でも、若い時には親との縁が薄いくせに親が年を取ってくると面倒をみなければならない星回り。なんだか納得がいきませんが、親の老後の世話は自分にまわってきます。それが自分の親か、結婚した相手の親かは分かりませんが、女性なら夫の親の介護などの役も回ってきそうです。

壬辰の恋愛運はどうでしょうか？

最初の項で四柱推命は4つの柱（年柱・月柱・日柱・時柱）で運勢を見るといいましたが、恋愛の相性にはこの中でも日柱を使います。日柱天干といって日柱（生まれた日）に十干を当てはめたものを使って相性を判断します。

対して日支というものがあります。日支は日柱に十二支をあてはめたものになります。つまり日柱には十干を表す日柱天干と、干支を表す日支があり、日柱天干は自分の本質を、日支は自分と相性の良い相手、人生の伴侶となる人を指し示してくれます。

そのため、自分と相性の良い人を占うには日柱に注目する必要があります。日柱の日柱天干、日支までいくととても詳しい四柱推命の話になりますから、ここでは日柱というよりも総合的な壬辰の恋愛運を見ていきましょう。日柱の話はもっと興味が出たときの為に頭の隅に置いておきましょう。

壬辰は枠にとらわれない理論派で、時に変わった人だと思われることもあります。でも恋愛になるとすごく素直で愛情豊かな一面をみせます。

しかも女性は容姿端麗の人が多く、爽やかな女性の色気があるので、男性にモテモテ。でも浮気をするタイプの女性ではないので、恋人にしたい女性ナンバーワンといったところでしょうか。ただ、どうも高嶺の花という印象がついて回るので（悪い事ではないけど　笑）普通の男性は声をかけにくいかも。

そんな壬辰の女性と相性が良いのは丁酉の男性。

丁酉の男性はとても頭の回転が速く、面白い人が多いので、壬辰の女性との相性はピッタリ。人見知りというか、恋愛下手な男性が多いので、あまり浮気をする心配もなく、打ち解けるとすごく楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

結婚に向いている相性です。

女性と同様に男性も恋には一直線♡好きになった女性に対して面倒くさい駆け引きは一切なし！男らしくストレートにアプローチします。浮気もせず、結構女性に尽くすタイプではあるのですが、恋愛面でも水の性質が出てしまいがち。

つかみどころのない水。サラサラと指の間をすり抜ける水の性質をもった壬辰ですから、女性の事を大切にするし、浮気もしないけれど、束縛が嫌い！

やりたいことがたくさんある人なので、悪気はないけど女性をほったらかして寂しくさせることもあるかもしれません。壬辰の男性は女性に対しても一生懸命、仕事も遊びも一生懸命。大切な事を一つに絞れないので、周りの人は振り回されている気分になるかも。

そんな壬辰の男性と相性がいいのは丁酉（ひのととり）の女性。うっかりすると個性的で奔放な壬辰の男性をクールに大人の魅力で包んでくれる丁酉の女性は相性抜群です。

では壬辰はスター性のある、花のある星回りです。有名人にはどんな人がいるのでしょうか？年柱で見てしまうと同じ年の人しか出てきませんから、ここでは本質を表す日柱が壬辰の人を紹介していきます。

ダルビッシュ有　1986年8月16日生まれ（日柱：壬辰）
才能あふれる壬辰、しかもカリスマ性があふれるところはまさに壬辰。日本を飛び越えて活躍するところや、容姿端麗な所も壬辰の特徴ですね。

東山紀之　1966年9月30日生まれ（日柱：壬辰）
東山紀之さんはストイックさでも有名ですよね。演技に対する姿勢、そして自分の体の鍛え方、爽やかな笑顔で徹底的なトレーニングをしているところはまさに壬辰。

高田明　1948年11月3日生まれ（日柱：壬辰）

言わずと知れたジャパネットたかたの前社長、高田明さん。テレビショッピングを一大事業に仕立て上げた手腕はもう脱帽もの。彼だからこそできた！と言わしめるのは彼のカリスマ性にあるのでしょう。

木村佳乃　1976年4月10日生まれ（日柱：壬辰）

ちょっとびっくりですが、東山紀之さんと、木村佳乃さん、２人とも壬辰生まれなんです。まさにカリスマカップル！イメージ的にはキラキラした相性です。壬辰生まれの容姿の良さの特徴を持ち、女性らしい色気の持ち主ですが、さっぱりとした大らかな性格はまさに壬辰。

2024年、壬辰はびっくりするほど平和な運気となっています。開運のポイントは「積極的に自分を楽しませてあげること」です。

楽しいことばかりを求めすぎるのは不安になるかもしれません。しかし、リフレッシュする時間は大切ですし、今後の人生の糧となるアイディアがひらめく可能性もあります。

人生のゆっくりタイムを享受し、思いっきり羽を伸ばしてください。遠くへ出かけたり、気になる飲食店に入ってみたり、自分から楽しいことへ飛び込んでいきましょう。

今回は壬辰生まれの人の運勢を見てきました。

四柱推命では４つの柱やもっと複雑な計算式で運命を算出するとても深い占術です。四柱推命ではもっと詳しく運命を掘り下げていきますから、自分の年柱。月柱。日柱、そして時柱など、興味を持った方はもっと詳しく自分の運勢をみてもらう事をおすすめします♪

自分の運勢を知ることは人生の地図を手に入れる事。今まで物事がなぜか上手くいかないなぁと思っている人は、地図を読み間違っているだけなのかもしれません。

自分の運勢を読み取って、より良い方向に進んでいくこと。占術はそのお手伝いをしてくれる術なのではないでしょうか？
 

四柱推命で詳しく運勢を知りたい方は、電話占いカリスの占い師・慶安先生に相談するのがおすすめです。初回は最大10分無料になるので、気軽に試してみてくださいね。